前回は、プレバイオティクスと便秘の関係など厚労省など参考に記載しました。
今回は私の食生活と便秘との関係です。
私は20年近く野菜を多く摂る生活をおこなっており、その話になります。
がん対策として野菜摂取
どうして私が野菜を多く摂る生活を始めたか?それは便秘を解消するためではありませんでした。
まずそのいきさつからお話します。
私は便秘対策として野菜を摂取する前に、がん対策として野菜を摂取し始めました。
私はいつからか下腹部に違和感を感じるようになりました。
若い時に酒が弱いくせに、滅茶苦茶飲んでいたことが原因だろうと思っています。
おそらくガンだろうと思っているのですが、何回検査しても何もわかりません。
がんの成長
ガンは1cm程度になるのに15~16年かかるそうで、そのくらいの大きさにならないとCTとかでわからないそうです。
そのくせ2倍の2cmになるのは1~2年程度でなるそうです。
奥羽大学の加藤靖正さんの「がん細胞の微小環境~酸性細胞外pHはがん転移を促進する~」にそう記載がありました。
だから去年見つからなかったといっても、安心できません。
検査は毎年した方が良いですが、低線量CTとは言え被曝してがん化するリスクがあるので毎年検査できません。
デザイナーフーズ
さて話がそれましたが、当時がん対策を検討していると、アメリカにデザイナーフーズなるものがあることを知りました。
デザイナーフーズとは、アメリカ国立がん研究所が、がん予防に役立つ植物を利用する目的で始め、がん予防に役立つと思われる植物をリストアップしています。
しかし、エビデンス不足で途中で立ち消えになったようです。
時期尚早だったのでしょう。
しかし昨今、第7の栄養素が言われ始めていますので、リベンジする日もそのうち来るでしょう。
当時それ以上に参考にすべきものが無かったこともあり、デザイナーフーズに基づいて、がん予防のため野菜を毎日350g以上食べるようにしました。
前回の日本の国立がん研究センターの研究では食物繊維の効果としていますが、実際には植物の他の栄養素も含まれているのでデザイナーフーズを立証したものと受け止めています。
私の食生活
そんな理由で野菜の摂取を20年近く実施しています。
重さの順で記載すればキャベツ、もやし、ニンジン、玉ねぎ、きのこ、ネギ、ピーマン、ニンニク、しょうがの順でしょうか。
多い日では500g以上は食べていたでしょう。
かなりの不溶性及び水溶性の食物繊維を摂っていると思います。
そんな食生活でしたが、加齢のせいか分かりませんが年々便秘がひどくなるようで、便秘対策としてさらに摂るようにします。
そりゃ、便秘には食物繊維って言うから。
そう聞いてますよね?
まず白米から玄米を5分つきにした米に変更しました。
しばらくの間、麦を入れて食べたりしてました。
スーパーの総菜コーナーで、おから、ごぼう、ひじき、海藻など2週間でそれぞれ1パック程度の頻度で購入します。
月1程度で、おから、ごぼう、ひじきなども自作しました。
きな粉やオリゴ糖も1か月くらい継続してみました。
オリゴ糖は液体タイプで1Lの容量のものを数回購入し、コーヒーに入れていました。
同時期にヨーグルトも1日150gは食べていたと思います。
これら実践して一時的に便秘が改善したと思われる時もありましたが、結論的には変わりませんでした。
ごぼうを多くとるとガスが多く発生した記憶があります。
だから善玉菌のエサにはなっていたと思います。
しかしながら便秘改善までには至らなかったようです。
効果が出なかった原因として、「毎日どの食物繊維を何g摂る」といったようにきっちり管理しなかったせいかもしれません。
しかし「野菜を多く摂っても変わらない」と言う心証は変わっていません。
次回
最新の研究者の文献をあたった報告か、うんこ量の見積もりかどっちにしようかな~?と考えています。